- 標高850m、空に近い「花の村」へようこそ
- 四季のタクトが振るう、四つの「色彩のリレー」
- 竹田の「おいしい」と「お気に入り」を持ち帰る
- くじゅう花公園 基本情報
- 旅の続きは「ふるさと納税」と「久住の宿」で
- 結び:何度でも帰りたくなる、竹田の風景がある
標高850m、空に近い「花の村」へようこそ
下界では汗ばむような陽気が増え、春の盛りを過ぎようとする頃。大分県竹田市の「久住高原」には、少し遅れて、けれどどこよりも鮮やかな「天空の春」がやってきます。
阿蘇くじゅう国立公園内に位置する「くじゅう花公園」は、標高約850メートル。見上げる空が驚くほど近く、遮るもののない360度のパノラマが広がる、まさに「空に近い花の村」です。凛とした高原の風が吹き抜ける園内では、雄大な阿蘇五岳や、くじゅう連山を背景に、四季折々の花々がダイナミックな風景を描き出します。
そんな花公園が一年で最も華やぐ季節が、今年も幕を開けます。
2026年4月18日(土)から6月7日(日)まで開催される「天空の春彩 スプリングフラワーフェスタ」。
チューリップから始まり、ネモフィラ、バラへと移ろう「色彩のリレー」は、まるで大自然が描く一幅の絵画のよう。今回は、この春だけの特別な景色と、心洗われるひとときを過ごすための見どころをたっぷりとお届けします。
日常の喧騒をふっと忘れさせてくれる、竹田・久住ならではの「五感で楽しむ花の旅」へ、ご案内しましょう。
四季のタクトが振るう、四つの「色彩のリレー」
くじゅう花公園の春は、ひとつの花が咲いて終わりではありません。約2ヶ月にわたり、まるでタクト(指揮棒)に導かれるように、主役となる花が次々と入れ替わっていく「色彩のリレー」が繰り広げられます。
【4月中旬〜下旬】春の号砲、チューリップの競演
期間:4月18日(土)~4月26日(日)
フェスタの幕開けを飾るのは、春の代名詞・チューリップです。
厳しい冬を越え、久住の力強い土から芽吹いた花々は、赤、黄、ピンクと驚くほど鮮やか。背後にそびえる、まだ少し冬の名残を感じさせるくじゅう連山の山肌と、この原色のコントラストは、この時期だけの特別な美しさです。
短い開花期間だからこそ、その一瞬の輝きは、訪れる人の心に深く刻まれます。

【4月下旬〜5月下旬】空と大地が溶け合う、ネモフィラの青
期間:4月25日(土)~5月31日(日)
ゴールデンウィークを挟んで見頃を迎えるのが、SNSでも話題のネモフィラです。
標高850メートルの久住高原では、見上げる「空の青」と、足元に広がる「花の青」が境界線なく溶け合います。
カラーコーディネートの視点で見ても、これほどまでに澄んだブルーのグラデーションに包まれる体験は稀。風に揺れる可憐な花びらが、まるで高原にさざ波を立てているような、幻想的な「青の絨毯」をぜひ体感してください。

【5月上旬〜6月上旬】太陽の申し子、リビングストンデージー
期間:5月2日(土)~6月7日(日)
初夏の太陽が眩しくなり始める頃、園内を宝石箱のように彩るのがリビングストンデージーです。
この花の特徴は、太陽の光に反応して花開くこと。光を浴びてキラキラと輝く姿は、まさに「太陽の申し子」です。
ピンク、オレンジ、白といった多色使いの配色が、久住の瑞々しい新緑に映え、眺めているだけで心まで明るく前向きなエネルギーで満たしてくれます。

【5月下旬〜6月上旬】高原を駆ける、ローズガーデンの香り
期間:5月23日(土)~6月7日(日)
リレーのアンカーを飾るのは、花の女王・バラです。
平地よりも冷涼な気候の久住高原では、バラの色がより深く、鮮明に出ると言われています。
ローズガーデンに一歩足を踏み入れれば、高原を吹き抜ける風に乗って、甘く高貴な香りが鼻をくすぐります。色彩の気品だけでなく、五感すべてが癒やされる、贅沢なフェスタのフィナーレを堪能しましょう。

竹田の「おいしい」と「お気に入り」を持ち帰る
広大な園内を歩き、色彩のシャワーを浴びた後は、竹田ならではの恵みでお腹と心を満たしましょう。
くじゅう花公園内には、地元の食材を活かしたレストランやカフェが点在しています。高原の清々しい空気の中でいただくテイクアウトランチや、久住高原の豊かなミルクを使ったソフトクリームは格別の味。花を眺めながら過ごすティータイムは、日常の忙しさを忘れさせてくれる最高のご馳走です。
また、併設されたショップでは、竹田市が誇る特産品も。
寒暖差の激しい気候が育んだ瑞々しい野菜や、清らかな水から生まれる加工品など、「竹田の旬」をぜひ旅の思い出と一緒に持ち帰ってください。
くじゅう花公園 基本情報
| 項目 | 内容 |
| 開園時間 | 8:30〜17:30(最終受付 17:00) |
| 入園料金 |
大人(高校生以上)1,300円 / こども(5歳以上)500円 ※開花状況等により変動する場合があります。 |
| 休園日 | シーズン中(3月〜11月)は無休 ※冬期休園あり(12月〜2月) |
| 所在地 | 〒878-0201 大分県竹田市久住町大字久住4050 |
| アクセス |
JR豊後竹田駅から車で約30分 大分自動車道 九重ICより車で約50分 |
| 駐車場 | あり(約300台・無料) |
※ペットの入園も可能ですが、必ずリードを着用してください。
※標高が高いため、平地より気温が2〜3度低くなることがあります。特に春先や夕方は羽織るものがあると安心です。
旅の続きは「ふるさと納税」と「久住の宿」で
「この景色を、また来年も見たい」
「もっとゆっくり、この空気を吸い込んでいたい」
そんな想いが芽生えたら、それはあなたが「竹田ファン」になった証かもしれません。その想いを形にし、次回の旅をより豊かにするヒントをご紹介します。
竹田市への「ふるさと納税」で応援
竹田市では、ふるさと納税の返礼品として、くじゅう花公園の入園券や、市内の宿泊施設で利用できる宿泊補助券をご用意しています。
寄附を通じて竹田の自然を守るお手伝いをしながら、次回の旅のチケットを手に入れる。そんな循環が、あなたと竹田の絆をより深くしてくれるはずです。
久住高原に泊まり、時間を忘れる贅沢
フェスタを満喫するなら、ぜひ近隣の宿泊施設への滞在を検討してみてください。
夕暮れ時に山々が茜色に染まる瞬間や、朝靄に包まれる幻想的な花畑。これらは宿泊してこそ出合える、特別な「竹田日和」です。
特に5月の特定日に開催される「ナイトフラワーパーク」を楽しむなら、夜道を気にせずゆっくり過ごせる近隣の宿予約がおすすめ。久住高原の温泉に浸かり、地元の滋味溢れる料理に舌鼓を打つ――。そんな一泊二日の旅が、心のリフレッシュをより確かなものにしてくれます。
結び:何度でも帰りたくなる、竹田の風景がある
くじゅう連山に見守られ、季節ごとに表情を変える「くじゅう花公園」。
今回ご紹介した4つの花のリレーは、どれも一期一会の美しさです。一度訪れれば、きっと「次はあの花が咲く頃に」と、カレンダーをめくるのが楽しみになることでしょう。
風が運び去る花の香りと、どこまでも高い空。
あなただけの特別な「春彩(しゅんさい)」を探しに、ぜひ竹田・久住高原へお越しください。