3月1日、くじゅう花公園の2026年シーズンがスタート
大分県竹田市、阿蘇くじゅう国立公園の懐に抱かれた「くじゅう花公園」。
冬の間、静かに眠りについていた高原が、いよいよ目を覚まします。
2026年3月1日。待ちに待った新しいシーズンが始まりました。
標高850mの高原に届く、春の足音と開園の知らせ
カレンダーが3月に入っても、標高約850mに位置する久住高原には、まだ少し身の引き締まるような冷たい風が吹き抜けます。しかし、その風の中には、確かな「春の息吹」が混じり始めました。
「くじゅう花公園」の開園は、私たち竹田を愛する者にとって、単なる施設の営業開始以上の意味を持ちます。それは、この広大な大地が再び色彩を取り戻し、人々の笑顔が帰ってくる、春の訪れを告げるファンファーレのようなもの。
まだ背丈の低い草花たちが、柔らかな陽光を浴びて精一杯に背伸びをする姿は、この時期にしか見ることのできない、健気で愛おしい風景です。
2026年シーズンの営業概要と、早春の楽しみ方
2026年の開園期間は、3月1日から11月30日まで。
春から秋にかけて、久住高原の壮大なパノラマを背景に、四季折々の花々がバトンを繋いでいきます。
【2026年度 営業情報】
- 開園日: 2026年3月1日(日)〜
- 営業時間: 8:30〜17:30(最終受付 17:00)
- 場所: 大分県竹田市久住町大字久住4050
早春の楽しみ方:
開園直後の3月上旬は、パンジーやビオラといった寒さに強い花々が皆様をお出迎えします。この時期の醍醐味は、なんといっても「空気の透明感」。雪をいただくこともある、凛としたくじゅう連山の山並みと、これから色づいていく庭園のコントラストは、まさに早春だけの特等席です。
本格的なフラワーステップが始まる前の、静かで贅沢な時間。
お気に入りのコートを羽織って、新しい季節の始まりを探しに歩いてみませんか?
【春の主役】空と地上の境界線が消える「青」と「色彩」
4月に入ると、くじゅう花公園の色彩は一気に加速します。高原全体がパステルカラーに染まり、どこを切り取っても絵画のような景色が広がる、一年で最も華やかな季節の到来です。
4月中旬〜:心奪われる、ネモフィラの青い丘
近年、春の絶景として圧倒的な人気を誇るのが「ネモフィラ」です。くじゅう花公園では、約7,000㎡もの広大な丘が、透き通るようなベビーブルーの花々で埋め尽くされます。
見上げれば、遮るもののない、くじゅう高原の大きな空。足元には、どこまでも続くネモフィラの海。
晴れた日には、空の青と地上の青が溶け合い、まるで宙に浮いているかのような幻想的な感覚に包まれます。この「青の世界」の中に身を置くと、日々の喧騒を忘れ、心がすーっと洗われていくのを感じるはずです。
SNS映えはもちろんのこと、実際にその場に立った時の開放感は、写真だけでは伝えきれない特別な体験になります。

11色500品種が咲き誇る、春のチューリップ祭
ネモフィラと並んで春の園内を彩るのが、500品種にも及ぶチューリップです。
赤、黄、ピンク、そして珍しい色とりどりのチューリップが11もの色別に植栽され、まるで巨大なパッチワークのような鮮やかさで訪れる人を迎えます。
品種によって咲く時期が少しずつ異なるため、訪れるたびに新しい色や形に出会えるのも魅力のひとつ。高原の爽やかな風に揺れるチューリップの列を眺めながら歩けば、自然と足取りも軽くなります。
さらに、この時期はリビングストンデイジーの「花のカーペット」も見頃を迎えます。太陽の光を浴びてキラキラと輝く花々は、まさに春の生命力そのもの。
一度の訪問ではもったいない、毎日でも通ってその変化を見届けたくなるような、圧倒的な色彩のシンフォニーがここにあります。
【夏の極致】西日本最大級、50万本のラベンダーに包まれて
日差しが少しずつ強くなる初夏、くじゅう花公園は最も気高く、そして優しい香りに包まれる季節を迎えます。西日本最大級の規模を誇るラベンダー畑の登場です。
視界を染める「紫の絨毯」と、高原を吹き抜ける癒しの香り
6月下旬から7月にかけて、園内の広大なエリアは約50万本のラベンダーによって、鮮やかな「紫の絨毯」へと姿を変えます。
標高の高い久住高原は、下界の蒸し暑さを忘れさせてくれる別天地。爽やかな風が吹き抜けるたび、ラベンダーの清々しい香りが全身を包み込みます。
五感すべてが癒やされていくような感覚は、この広大なスケールと高原の空気があってこそ。
毎年開催される「ラベンダーフェスティバル」では、摘み取り体験ができることも。ただ眺めるだけでなく、その香りを自宅まで持ち帰ることができるのは、リピーターの方々にとっても楽しみな恒例行事となっています。

夏空に映える、1万株のヒマワリとケイトウのコントラスト
紫の静寂とは対照的に、園内を情熱的に彩るのが「夏の花」たちです。
パキッとした青空に向かって背を伸ばす1万株のヒマワリ、そして赤や黄色、オレンジと鮮やかな筆致で地面を彩るケイトウの花々。
ラベンダーの「癒やし」と、ヒマワリやケイトウの「活力」。
二つの対照的な美しさが共存する夏のくじゅう花公園は、訪れるたびに心身のエネルギーをチャージしてくれるような、特別なパワーに満ちています。
【秋の絶景】100万本のコスモスが描く、優美なパノラマ
高原の風がひんやりと心地よく、空の青さが一段と深まる秋。くじゅう花公園は、一年で最もドラマチックなフィナーレへと向かいます。その主役は、風に揺れる100万本のコスモスです。
くじゅう連山を背景に咲き乱れる、圧倒的なスケールの秋景色
9月下旬、園内を埋め尽くすのは、見渡す限りのコスモスの海。ピンク、白、濃い紅色の花々が織りなすパッチワークは、実に100万本という圧倒的なスケールで広がります。
ここでぜひ目にしていただきたいのは、雄大なくじゅう連山を背景にコスモスが揺れる「竹田ならでは」のパノラマです。荒々しい山肌の表情と、繊細なコスモスのコントラストは、まるで一幅の絵画のような美しさ。
特におすすめなのが、陽が少し傾き始めた夕暮れ時です。黄金色の光に透けるコスモスの花びらが、高原全体を幻想的な輝きで包み込む時間は、まさに言葉を失うほどの絶景。この風景を見るためだけに、毎年秋を待ちわびるファンが多いのも頷けます。

深まる秋を彩る、ダリアとマリーゴールドの共演
コスモスが描く淡い色彩とはまた別に、秋の園内には「こっくりとした深み」を与える花々も咲き誇ります。
大輪のダリアは、その圧倒的な存在感で気品を添え、ビタミンカラーのマリーゴールドは、秋の柔らかな日差しを浴びて一段と輝きを増します。
秋が深まるにつれ、周囲の木々も少しずつ色づき始めます。花と紅葉、そして澄み渡る秋空。
すべてが調和するこの時期のくじゅう花公園は、まさに「心に刻まれる風景」の宝庫です。
五感で味わう、くじゅうの『時間』と『食』
広大な園内を歩き回った後は、足を止めて、この土地ならではの「贅沢な余白」を楽しんでみませんか。くじゅう花公園には、目に見える色彩だけでなく、心を満たす香りと味わいが詰まっています。
アンティカ・ヴィラのバラ園で、香りに包まれる休息
園内の一角にある「アンティカ・ヴィラ」は、まるでヨーロッパの田舎を訪れたかのような落ち着いた雰囲気が漂うエリア。ここにあるバラ園では、初夏と秋に気品あふれるバラたちが咲き誇ります。
バラの香りは、心に深いリラクゼーションをもたらしてくれる天然の香水。その香りに包まれながら、テラス席でティータイムを過ごす時間は、日常の慌ただしさを完全に忘れさせてくれます。風に乗って届く柔らかな香りに、思わず深呼吸したくなるはずです。
季節のジェラートや高原野菜。ここだけの味覚を求めて
散策の楽しみといえば、やはりその土地の「旬」を味わうこと。
園内のショップやレストランでは、久住高原の豊かな恵みを受けたグルメが充実しています。
特におすすめなのが、地元産の新鮮なミルクをたっぷり使ったソフトクリームや、季節の花々をイメージしたジェラート。ひんやりとした甘さが、高原の爽やかな風と相まって、歩き疲れた体に心地よく染みわたります。
また、直営の売店では、竹田市近郊で採れたばかりのみずみずしい高原野菜や特産品も並びます。「今日のごはんは、この野菜を使って何を作ろうかな」。そんなふうに、旅の思い出を自宅まで持ち帰ることができるのも、この公園を訪れる大きな喜びのひとつです。
くじゅう花公園とは?阿蘇くじゅう国立公園に抱かれた花の楽園
春から秋にかけて、多くの旅人を惹きつけてやまない「くじゅう花公園」。ここは単なる植物園ではなく、阿蘇くじゅう国立公園内という、国内でも有数の雄大なロケーションを誇る「花の聖地」です。
22万平方メートルの広大なキャンバスに描かれる季節の詩
園内の広さは、なんと約22万平方メートル(東京ドーム約5個分)。その広大な敷地に、春から秋まで年間通算で約500種類、500万本もの花々が次々と咲き誇ります。
最大の特徴は、周囲を囲む「くじゅう連山」や「阿蘇五岳」という日本屈指の山岳景観をバックに花々を楽しめること。人工的な建物に邪魔されない、空と山と花だけが広がる360度のパノラマは、一歩足を踏み入れるだけで心が解放されるような圧倒的な開放感に満ちています。
「心に贅沢なひとときを」がコンセプトの滞在型ガーデン
くじゅう花公園が目指しているのは、ただ花を見るだけの場所ではなく、日常を離れて心を整える場所です。
- フラワーステップ: 季節ごとに主役が入れ替わり、いつ訪れても新しい風景に出会える仕組み。
- ガーデンエリア: 趣の異なる複数の庭園があり、それぞれに異なるストーリーが宿っています。
- ショップ&グルメ: 地元の素材を活かしたレストランや、お土産ショップも充実。
竹田市久住町という、豊かな自然と清らかな水に恵まれたこの地だからこそ実現できた、まさに「天空の楽園」と呼ぶにふさわしいスポットです。
【ふるさと納税】年間パスポートで「マイ・ガーデン」を持つ暮らし
ここまでご紹介してきた通り、くじゅう花公園は一度の訪問では語り尽くせない魅力に溢れています。そんな「季節ごとの美しさをすべて特等席で楽しみたい」という方に選ばれているのが、年間パスポートです。
そして、このパスポートをお得に、かつ竹田市を直接応援しながら手に入れる方法があります。それが**「竹田市へのふるさと納税」**です。
ラベンダーからコスモスまで、すべての旬を逃さない贅沢
年間パスポート最大の魅力は、なんといっても「思い立った時に、いつでも帰ってこられる」という安心感です。
- ネモフィラの青に癒やされたい春
- ラベンダーの香りに包まれたい夏
- 100万本のコスモスに圧倒される秋
通常、大人(高校生以上)の入園料は1,300円(シーズンにより変動あり)ですが、年間パスポートがあれば、3回訪れるだけで元が取れてしまう計算に。ですが、それ以上に価値があるのは**「季節の移ろいを定点観測する贅沢」**です。自分のお気に入りのベンチを見つけ、季節ごとに変わる風の匂いを感じる。それはもはや観光ではなく、竹田に「自分の庭」を持つような感覚です。
竹田市への応援が、あなたの「帰る場所」を支える
竹田市へのふるさと納税の返礼品として「年間パスポート」を受け取ることは、単なるギフトの受け取り以上の意味を持ちます。
皆様から寄せられた寄附金は、くじゅう花公園を含む豊かな自然環境の保全や、竹田市の観光資源の整備、そしてこの美しい風景を次世代へ繋ぐための活動に役立てられます。
「ふるさと納税」という形で竹田市を応援することで、あなたはもう一人の「竹田市民」であり、大切な「応援団」の一員。次に花公園を訪れたとき、ゲートをくぐる瞬間の気持ちは、きっと今までとは違う「ただいま」に近いものになっているはずです。
【ふるさと納税での詳細はこちら】
城下町と温泉。くじゅう花公園を拠点にする「竹田の旅」
くじゅう花公園で美しい花々に癒やされた後は、ぜひ少し足を伸ばして竹田の街も歩いてみてください。
春なら、岡城跡を彩る桜。夏なら、竹田湧水群の清らかな冷たさ。
花公園を拠点にすることで、竹田の歴史や自然をより深く味わうことができます。そして旅の締めくくりには、世界屈指の炭酸泉として知られる「長湯温泉」へ。
年間パスポートを手に季節ごとに通うようになると、お気に入りのカフェや、顔馴染みのお店ができるかもしれません。そんな「通う旅」が、あなたの日常を少しずつ豊かにしてくれるはずです。
